Komachi食べ歩記

諏訪湖のほとり「くじら家」さんで、横浜家系ラーメンを食べる。今年の冬は寒いから、あたたかいラーメンが沁みる沁みる。 ─ くじら家

2018/2/10

昨年末、新しく担当になった「くじら家」さん。
ぜんぜんご挨拶にも行けてなかった。。。

ので、意を決して、ほかの仕事はブッチぎってでも
この日は絶対ぜーったい諏訪遠征、と決めていた。

ロングドライブのBGMもちゃんと用意したもんね。
まじめに仕事しろ?
まぁ、こんな日もあっていいぢゃん。

◆U2 『Songs of Experience』
◆My Hair is Bad 『mothers』
◆BiSH 『THE GUERRiLLA BiSH』

 

 

2018年2月7日(水)。

有働アナとイノッチが「あさイチ」卒業を発表!

衝撃も冷めやらぬまま
出社して、ルーティンなデスクワークをやっつけて、
そそくさと…♪♪♪ →@諏訪。

 

 

5年ぶりに「御神渡りがデキタ!」と聞いていたので、とりあえず湖畔にすくっと立ってみる。

も、どこをどう神様が渡っているのか確認できず、

ワカサギを釣っているヒトもいなければ、
スケートをしているヒトもいなかった。

ただ、風が吹いているだけ。

「うー、クソさぶ」
はやくあたたかいラーメンを食べたいのでござる♪
と、早々に撤収。

14時15分、くじら家さんに到着。

「なぜ、扉だけがオレンジ色なのか?」
入ったら聞いてみよう、と思ひ

入ったら入ったで
ガラスの「クジラのイラスト」が目にとびこんできて
「なぜ、くじらなのか」を聞いてみよう、と思ひ

「あーどうも、長野こまちです!」
「おー、どうも、いらっしゃい!」と、会話がはずみ
ぽんぽんと、5バウンド目ぐらいで質問内容を忘却。

上記2点の回答は、みごとに聞きそびれてしまった。

予測
・オレンジは夕日が美しい諏訪湖にあやかって
・くじらは店主の西さんのあだ名

当たらずと家ども、遠からず。。。
わざと誤字ってみました、家系の店ですから。

 

 

 

店内は入口に券売機、右手にテーブル席、正面に直角カウンターというシンプルな造り。
オープンキッチンとは言わないまでも
カウンター席に座って背筋を伸ばせば、厨房の様子が楽しめる。

が、この際だから立ち見見物を敢行!

 

よーそこの若けーの、オレのハナシをきいてくれぇぇぇ♪

カウンターの向こう、厨房にいらっしゃるナナメ後ろ姿が店主の西さん。

 

雰囲気、店主の西さんが、竹原ピストルさんに似ているのではありません。
竹原ピストルさんが、どこかにあるラーメン店の店主っぽい感じなのです。
竹原さん、実はラーメン店を営んでいて、今日もどこかの厨房でラーメンを作っている、そんな感じ、しませんか?

 

 

 

ブレブレの話をモトに戻して
ラーメン完成までの風景を連写でご紹介。

オーダーしたのは券売機、左上すみ(つまり店のド定番)の「ラーメン」(700円)です。

どんぶりに醤油ダレと香味油。
そこに豚骨ベースのスープ。

茹であがった麺を投入し
(ごらんあれ!深ザルのテボではなく直角に柄が付いた平ザル!これぞ家系)

手早くトッピングをならべて…

 

「ヘイ!オマチ!」

 

横浜家系ならではの太麺と、吉田家仕込みの生キャベツが印象的。
味玉もなかまでよーく味が沁みてござたっよ。

一気に食べて
ホッとあたたまり
感謝のキモチを込めて
ご馳走さまでした。

エッジの効いた醤油感。
ボノボノ。

 

あ゛ー、こちらも家系ならでは、
卓上の調味料をいっさら試すのを忘れてしもた。。。

 

今回は写真だけにとどめます。
無料です。お好みでご利用ください。

しょうが
にんにく
辛味噌
フライドガーリック
しょうが酢
にんにく酢
もちろんコショウもそろってます。

あと、もうひとつ。
くじら家さんは西さんの遊び心で
ノベルティが充実しているのが特徴。

なにかのタイミングで、
おまけにもらえるかも?です。

 

さて、諏訪湖ぐるっとまわってから、帰って仕事しよっ!

 

 

※どうでもいいことですが(1)
マイヘアの「永遠の夏休み」という曲のループ感は
諏訪湖をぐるっとまわるとき、BGMにぴったりです。
いまは厳寒の冬ですが。。。

※どうでもいいことですが(2)
くじら家さんのラーメンを BiSHのメンバーにたとえると
◆セントチヒロ・チッチ
→家系御用達、神奈川直送の平打ちのストレート太麺
◆アイナ・ジ・エンド
→キレとコク、まろみのバランスがよい醤油ダレ
◆モモコグミカンパニー
→豚ゲンコツと鶏ガラの旨味にあふれる濃厚スープ
◆アユニ・D
→味玉(かわいいウズラの味玉もひとつ付いてます)
◆リンリン
→歯ごたえしっかり、存在感十分なチャーシュー
◆ハシヤスメ・アツコ
→なくてはならなない生キャベツ&海苔・ホウレン草

—————————————————————-

【あらためて思う、いまはなき塩尻・吉田家の存在の大きさ】

横浜家系ラーメンが信州にもたらされたひとつの系譜として語られる流れ、
吉村家→本牧家→六角家→伊豆伊東・吉田家→塩尻・吉田家→よし家(長野市)。

このなかで、くじら家の西さんは、伊豆伊東・吉田家で修行した
塩尻・吉田家の初代店長・よし家さんのもと、
塩尻店の厨房に立った、いわば、よし家さんの弟弟子に当たる存在で、
五十六家さんとは同期。
よし家さんが長野に独立して以降もしばらくつづいた塩尻・吉田家は
紆余曲折ありつつも、ほかに、楽家さん、きら家さんなどを排出している。

西さんは「自分の理想の家系ラーメンがあって、それに近づきたくて、でも、まだまだ、遠いね」と。

おいしいラーメンに辿り着くために、努力を惜しまない姿勢こそ、修行が培ったラーメン魂だとして、

 

信州でおいしい横浜家系ラーメンが食べられるのは、塩尻で一世を風靡した
吉田家があったからこそ。
この系譜が、今後も長く永遠に未来まで、つづいていくことを、切に願いたい、と
西さんとじっくりお話しをして、深く深く、感じる一日でした。

 

 

 

【ラーメンくじら家】

住所:諏訪市渋崎1792-24

電話:0266-75-2825

営業時間:11時~15時頃、17時30分~22時頃

定休日:火曜

https://www.deli-koma.com/1016366.html